10代半ばで「4人とパパ活」の末、性感染症に…専門クリニックを訪れる“パパ活女子”たちの実態

みなさまは、「性感染症」をご存じでしょうか? 平たく言うと、性病のことです。代表的なもので言えば淋菌とか、クラミジアという細菌が感染することにより、男性の場合は尿道から膿が出てくるといった症状を引き起こします。

性感染症は、セックスをすることによって感染します。人と人が出会い交わることによって、初めて生じてくる病気です。人間関係がなければ生まれてこない病気で、いわば、とても「人間らしい病気」と言えます。

私は、東京都内の性感染症専門クリニックに勤務する医師です。私が働くクリニックにはいろいろな事情を抱えた人が来られますが、性感染症の患者さんを診ていると、「現在の世界」が見えてきます。いくつかのエピソードをご紹介します。

(※登場された方のプライバシーに配慮し、実際の事例を一部変更、再構成しています)

 

10代のパパ活女子の来院

私の勤める性感染症専門クリニックで、最も多い患者さんのパターンは、風俗にて感染した男性と、風俗店で働く女性です。ここであらかじめ強調しておきたいのは風俗店にお勤めの女性たちは、症状がなくても定期的に性感染症がないかどうかを確かめに来院されます。また、店側でもしっかりと管理をされているところが多く、決して特定の職業と性感染症とを結び付ける趣旨ではないことを強調しておきます。(中には残念ながら全く検査をしない、もしくは検査で陽性が出ても働き続けているようなお店もある、というのが実情です)。

しかし、最近ちょっと異なる事情の患者さんが来院されるようになりました。

そういうお店に所属していない、女性患者も多く来院されるのです。多いのは、いわゆる「パパ活女子」です。

写真はイメージ/photo by iStock

パパ活というのは、若い女性が経済的に余裕のある男性と食事などで一緒に時間を過ごして金銭を得る活動のことを指しますが、一般的には肉体関係はないと考えられていました。

しかし、結局は以前の援助交際と同様に、肉体関係ありでパパ活をしている女性は多く存在します。来院している患者の年代としては、20代の女性が最も多いですが、10代の女性も少なくありません。

当クリニックを受診した最も若いパパ活女子は10代半ばの女性でした。

彼女は、親に事情を知られることを嫌って、自費診療の当院に性感染症疑いで来院されました。

関連記事

おすすめの記事