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# 介護

89歳の母を「グループホーム」に入れて、50代の一人娘が「大後悔」したワケ

「ケアを省かれている」と感じた

現在、特別養護老人ホームで認知症の母美恵さん(仮名・89歳)の介護をしている竹井莉子さん(仮名・59歳)。竹井さんの自宅から徒歩10分程度の距離にある施設であるため、面会も頻繁に行くことができ、美恵さんのお世話を十分にできていると語る。

しかし前編『89歳の母を「劣悪な有料老人ホーム」に入れてしまった、50代一人娘の大誤算』でも述べた通り、現在の施設にたどり着くまでには紆余曲折があり、中には劣悪な有料老人ホームなどもあった。そこで施設での介護にまつわるトラブルについて、『図解とイラストでよくわかる 離れて暮らす親に介護が必要になったときに読む本』にも掲載された事例を、介護者の実体験をもとにレポートしていく。

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実家を売却するため後見人を付けることに

美恵さんの体の事を一番に考えた竹井さん。自分のマンションに母を呼び寄せ、在宅介護を始めた。しかし、同居しているとはいえ、仕事が多忙なうえ、独身の竹井さんは、1人でできることは限られている。公的介護サービスだけでなく、ありとあらゆるサービスを利用しないと毎日が回らなかったと、竹井さんは言う。

「別居介護をしていたときと同じように、お泊りデイサービスを利用して週3泊4日をこなし、残りを自宅で過ごすというのが基本的な生活スタイルでした。ただ、自宅にいる時間も母を一人にはさせておけないので、訪問介護の利用や介護福祉士の資格をもつ家政婦さん利用など色々な方にサポートしていただきました。この頃に教えていただいた介護の技術や心得は、今でも役にたっています」(以下、「」内の発言は彼女によるもの)

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