横浜に2650万で中古マンションを買った「年収530万夫婦」の悲劇…3年で家を手放したワケ

齋藤 剛 プロフィール

早速、売却査定を3社に出してみることにしましたが、なかなか納得のいく価格が出てきません。決して利益が出るような価格を待っているわけではないのですが、やはり売り出す際にも修繕積立金が足かせとなってしまい、意気消沈してしまいました。さらに査定額はあくまでも予想値であり、いつ売れるのかもわかりません。

それでも少しの希望に賭け、金子さんが納得できる額で販売開始することにしました。初めの1週間は見学予約が2件入りましたが、「本日すぐに見たい」というような急なもので、対応できないものが続きました。

そうした見学は、結局リスケジュールされないままで、「購買意欲が低い見学だったのかな」と残念な気持ちを何度か味わい、日々は過ぎていきました。

 

何を間違えたのか

販売開始から5カ月経過したときに、6件目の見学者で購入希望者が現れました。価格の減額交渉が入り、住宅ローンの残債を下回ってしまいましたが、今回を逃したらまた長期化するかもしれないということで、減額交渉を了承し、金子さんが新たに買う物件のローンにさらに200万円を組み込むことにしました。

新たな物件は間取りが3LDK・70㎡の分譲マンションで、築15年経過しているために管理費や修繕積立金もそれなりにかかってきますが、合計額は2万1000円でした。今度は契約日よりも事前に各書類のひな型を手に入れ、じっくりと考察したうえで冷静な判断ができたようです。

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