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新宿「ガス停止」大混乱で明らかになった、日本のインフラ「経年劣化」という大問題

もう限界なのか?

全国どこででも起こり得る

「脱衣所に空きがないため、入浴の順番を待ってもらう人が多数出てしまいました。普段と比べて4倍以上の混雑ぶりです」(新宿区の銭湯・竹の湯の店主)

8月21日16時過ぎ、新宿区と文京区の約6500戸で突如としてガスの供給が停止される事態が発生した。3日が過ぎた24日でも約4700戸でガスは止まったまま。結局全面復旧は26日と、6日間にわたってお湯が使えなくなった人々が、近隣の銭湯に殺到した。

都市機能が麻痺する中、地域の飲食店も混乱に巻き込まれた。

「ガスが使えないので、仕方なく割り箸を燃料にして直火で焼き鳥を焼いています。復旧するまで通常営業を再開できず困り果てています」(近隣の焼き鳥店従業員)

実は、今回の騒動の真犯人は水道管だという見方が有力だ。

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水道管を管理する東京都水道局は、該当区域の水道管は'76年に埋設されたものであり、腐食していた可能性が高いと説明する。また、21日の調査では実際に水道管からの漏水が確認された。

ガス管の上を通る水道管が破裂し、そこから漏水した水の圧力によって、ガス管が破損したと考えられるのだ。

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