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トヨタ・ショックが夏枯れ相場を襲った…9月に起きるかもしれない「ヤバい事態」

今週の「AI株価予報」で読む

自動車業界に逆風が

8月後半、夏枯れ相場の日本株市場を「トヨタ・ショック」が襲った。トヨタ自動車が今年9月の世界生産台数を、4割削減することを発表し、その波紋が大きく広がったのである。

「自動車業界をはじめ、多くの製造業は今夏『生産量の例年並み回復』を目指していましたが、デルタ株などコロナ変異株の急速拡大で、特に東南アジアが大きな影響を受けました。

東南アジア各国のロックダウンによって、通常どおりの生産が続けられなくなったため、減産を発表せざるを得なくなった。部品調達の停滞も響いています」(経済アナリスト)

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8~9月の減産はおよそ50万台。国内3万社以上との取引があるトヨタが減産を決めれば、株式市場に動揺が走るのは当然のことだ。

トヨタのみならず、自動車業界には世界中で逆風が吹いている。

その主因はもちろん、収束しない新型コロナウイルスによるものだが、慢性的に解決しない半導体不足の問題や、前述したように工場閉鎖などによってサプライチェーンに混乱が生じていることもネックになっている。

なお、こうした状況から、独フォルクスワーゲンでも、減産の可能性があることを示唆している。

また、それに相まって、原材料価格の高騰も、自動車業界とっては強い逆風だ。

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