ウレタンマスク、家族以外とお茶…「デルタ株」に感染する行動パターン、最新情報からわかること

村上 和巳 プロフィール

デルタ株ならばこうしたシーンさらに危険だ。全国の感染者総数が右肩上がりの増加を示している以上、こうした注意は緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の対象地域に限らず全国どこでも同様である。

もっともリモートワークができない職種の人や学生、その他さまざまな事情で家族以外の人と接触せざるを得ない人も少なくないだろう。その場合には(1)でも示されたマスク選びとその装着の厳格化が重要となる。

 

他者からの飛沫カット率「ウレタンマスクは30~40%」

国立研究開発法人・理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーション結果で、マスク着用者が吐き出す飛沫のカット率は、不織布マスクが80%、ウレタンマスクが50%、布マスクが66~82%、他人から吐き出される飛沫のカット率は、順に70%、35~45%、30~40%。

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不織布マスクとそれ以外のマスクの性能差、とりわけ頻用されているウレタンマスクの性能の低さは明白。対デルタ株でこの差はかなり大きい。

なお、敏感肌や皮膚疾患があるため、かぶれ防止で不織布以外のマスクを選択している人もいるだろう。その場合は不織布マスクと皮膚の間に綿ガーゼを挟む、マスクの接触部分の汗をこまめに拭くなどで、一定のかぶれ防止効果があることを覚えておこう。

また、装着法も要注意だ。不織布マスク着用時に鼻の部分をフィットさせるノーズピースに無頓着な人もいるが、着用時はまずノーズピースをきちんとフィットさせ、そこを抑えたままプリーツを引き延ばして顎にかけ、最後に耳ゴムをかけることでマスクと顔面の隙間をなるべく少なくする。

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