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ニッポンの「激安自慢」に、アメリカ在住の私が“違和感”を覚えるワケ

物価が安いのは幸せなことか?

最低賃金はいまだ800円を下回る地域も

今年7月、日本の厚生労働省は2021年度の最低賃金を28円引き上げ、時給930円を目安にすることを決めた。あくまでも平均であるから、地域によってはそれより高い県もあるし低い県もある。

低い例だといまだ800円を下回る地域もあるし、東京や神奈川など1000円越えの地域もある。一番高い最低賃金でも1013円だ(令和2年度地域別最低賃金改定状況より)。

1時間汗水垂らして労働しても、仕事内容や雇用主によっては千円札1枚になるかならないか...、というのが現実だ。

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ニューヨークに20年近く住む筆者は、このニュースは本当に令和時代の話なのかと正直驚いた。労働への対価が先進国最低レベルの日本はもはや「世界の大国」とは言えないのではないか。

「日本は恵まれた豊かな国」というのは今は昔。日本人だけに通じる幻想なのかもしれない。

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