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吉沢亮『青天を衝け』、成功のカギは大河ドラマの「朝ドラ化」にあった

若手俳優の登竜門に

功を奏した、吉沢亮の大抜擢

落ちそうで落ちない、という印象のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の視聴率。一時は13%台を記録することが多かったものの、中盤に入った頃から、合格ラインと言われる14%台で安定してきた。8月22日の放送回こそ『24時間テレビ』のフィナーレともろにバッティングしてしまい、12.0%と最低視聴率を記録してしまったが、主人公の栄一がいとこの平九郎の死に涙するシーンは、「栄一の無念さが痛いほど伝わってきた」と高い評価の声が寄せられている。

『青天を衝け』は、主演の吉沢亮(27)の若さ、実績の少なさから、大いなる不安をもってスタートした。が、折り返し地点を過ぎても序盤と変わらない視聴率を記録し続けているところを見ると、吉沢亮の抜擢はある程度成功した、と言っていいだろう。

『晴天を衝け』主演の吉沢亮。[PHOTO]gettyimages
 

吉沢亮は大河で主演を務めるまで、民放ドラマのプライムタイムでの主演実績はゼロだ。映画においても目立った役は演じていたものの、実は単独主演作はない。年齢も、23歳で『義経』(2005年)に主演した滝沢秀明に次いで、史上二番目の若さだ。しかも演じるのは、それまで多くの日本人が馴染みのなかった渋沢栄一という人物。こう言っては何だが、それだけに誰も期待はしていなかった、というのが本音だろう。

が、ここまでの放送を見る限り、その下馬評は完全に覆された形だ。なぜ、これほどまでに“チャレンジ”だった吉沢亮の主演は成功を治めることができたのか? そこには、“大河の朝ドラ化”があったと見ている。

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