急に「接種して」の声に、不安を抱える妊婦

コロナに感染した千葉の妊婦さんの出来事から、多くの妊婦さんが「感染したらどうしよう」「ワクチンは本当に安全なの?」という不安感を抱えている。千葉で起こったことが二度と起きないように、と保健所、受け入れる病院なども体制を整え始めているが、その対策が追い付かないほど感染拡大が広がっている。一体どうしたらいいのだろうか? 

先日、妊婦さんの感染リスクとワクチンに関する現時点でわかっている情報を、自身も妊娠中にコロナワクチン接種(2021年1月)をしたハーバード医学部助教授、マサチューセッツ総合病院(MGH)の小児精神科医で小児うつ病センター長の内田舞医師に記事を寄稿してもらった。

そこにも、ワクチンに関して「感染予防になるとわかっていても怖い」「将来本当に子どもたちにリスクがないのか知りたい」というコメントを数多くいただいた。内田医師とは、「もう一度、妊婦さんが疑問に思っていることにダイレクトに答えるような記事を作りたいですね」と記事公開後に話していた。

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そんなとき、SNSにタレントで現在妊娠中のおのののかさんがこんなメッセージをツイートした。「ずーっと悩んでいる。。」というツイートとともに、日本産婦人科感染症学会ではコロナワクチンを推奨します、と言っている。自分だけの身体だったらすぐにでもワクチンを打とうと思うが、お腹の子のことを思うと正直とても悩む、という内容のコメントが貼り付けられていた。

おのののかさんTwitter(@nyonyo_ka)。ののかさんが赤ちゃんのことを考え真摯にワクチンのことに向き合う姿を読むことができる。

多くの妊婦さんがののかさんのコメントに反応し、共感を集める中、内田医師がののかさんの不安に答えるコメントを発信した。そこからののかさん含め、妊婦さんたちの不安や疑問に答えるやり取りが長く続いたのだ。

おのののかさんと内田舞医師とのやり取りTwitterスレッド。Twitter(@mai_uchida)

内田医師も約半年前では妊婦としてコロナ禍を過ごしていたひとりだ。「ののかさん含め、妊婦さんたちの不安は手に取るようにわかり、コロナ感染のリスクやコロナワクチンへの“わからない”に丁寧に答えていきたいと思った」と話す。

そこで、ツイートで内田医師が書き込んだ回答をわかりやすく整理してまとめて掲載したい。実際に寄せられた質問を活かし、Q&A方式でまとめた。