2021.08.29
# 企業・経営

「ペットボトル麦茶」の市場が急拡大…「5年で2倍」のウラにある「日本人の好みの変化」

8月、連日の猛暑で夏バテ気味の人も多いのではないだろうか。

夏に飲みたくなるものと言えば、やはり麦茶が定番。冷蔵庫で冷やした麦茶を、ゴクゴク飲んだ時の爽快感は格別だ。

身近な存在のために意識することが少ないが、じつはその麦茶を取り巻く環境が、ここ数年で劇変している。

ペットボトル入り麦茶の市場規模は5年ほどで倍の規模に膨れ上がり、味のトレンドもかなり変わっているというのである。

そうした変化の背景には、いったいどのような「社会の転換」「人々の嗜好の変化」があるのか。

このカテゴリーで「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」を展開しているサントリー食品インターナショナルに話を聞いた。

【取材・構成】平原悟

 

5年で市場が2倍に

まず抑えておきたいのは、麦茶市場がここ数年にわたり急激な右肩上がりを続けていること。

特にペットボトルの麦茶の伸びはすさまじい。サントリーの担当者によれば、

「サントリーの推計では、麦茶市場全体の出荷は、2014年の4500万ケースから2019年はおよそ9000万ケースにと、この5〜6年で倍増しています。平均すると、毎年二桁増を続けている計算ですね。飲料全体を見渡しても、これくらい成長しているカテゴリーはほかにないんじゃないかと思います」

とのこと。

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