2021.08.31
# パパ活女子

もはや「組織的な売春」と化した、最新「パパ活女子」のヤバすぎる実態

「港区女子」の原型をとどめていない
トイアンナ プロフィール

一般化が招いた思わぬ「副作用」

坂爪真吾さんの書籍『パパ活の社会学~援助交際、愛人契約と何が違う?~』によると、パパ活女子という言葉自体は富裕層男性と、女性のマッチングを行っていた交際クラブ最大手「ユニバース倶楽部」によるものとされる。

この「パパ活女子」という言葉は、もともとあった港区女子の知名度に背中を押されて一気に普及した。2017年にはNHK『ねほりんぱほりん』でパパ活女子が特集された。2017年にはパパ活アプリとして知られる「payters(ペイターズ)」の母体となる会社が創業。パパ活の一般化に貢献した。

先述の書籍は2018年に出版された。それからも継続的に、パパ活女子はメディアで継続して取り上げられている。

そして、パパ活の一般化は二つの副作用を生んだ。

まず、パパ活が一般化するうえで、出資者の男性は富裕層ばかりではなくなった。具体的には、港区に住めるレベルの起業家や地主から、オフィスワーカーに変わったのだ。女性にお小遣いを渡せる時点で一般男性から見て十分な富裕層ではあると思うが、年収2000万円が「最低レベル」である起業家と、年収1000万円前後がトップ層になる勤め人は、根本的に質が異なる。

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そして、一般的な年収の男性は「女性にお金を使って感謝されたい」「女性の金銭感覚を壊してみたい」といった動機だけで、数万円から数十万円も使わない。そこには当然、体の関係を期待する男性も増えてくる。

パパ活女子として新しく動き出す女性も同じである。港区の富裕層などという、特殊なつながりを持たない女性たちは、学費や生活費のために活動を始めるケースが多い。そうなれば「大人の関係もあり」とする売り手が増える。買い手と売り手、双方がプラトニックな関係から、買売春を含む交際に変わっていった。これが、副作用の一つめだ。

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