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8月27日 ジェラートの日

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

今日、8月27日は「ジェラートの日」です。 これは1953年の8月27日にアメリカで公開された「ある映画」に由来した記念日です。

 

ジェラートはイタリア語で「凍った」という意味のある通り、果物や野菜、ハーブなどの材料を乳製品と混ぜ合わせて凍らせたイタリアのアイスクリームです。

他の多くのアイスクリームと比べて、乳脂肪分が少なく低カロリーだという特徴を持っています。また、材料となる果物やミルクにはビタミン類やカルシウムなどが多く含まれます。

ジェラート 本場イタリアではクリームなどがトッピングされることも photo by iStock

基本的に私たちが思い浮かべるジェラートはバニラやチョコレート、マンゴーなどデザートとして食べられるものが多いですが、近年では「ガストロノミージェラート」と呼ばれる、料理の付け合わせとして出されるジェラートも人気です。

こちらは赤タマネギとビネガーを混ぜたものや黒トリュフなどの味付けのものが人気で、温かいメインの食材と合わせた時に溶けていく感触が、新しい料理の表現として注目されています。

さて、このジェラートが登場して大きく話題を呼んだのが、1953年に公開されたウィリアム・ワイラー監督の映画『ローマの休日』です。

オードリー・ヘップバーンのアメリカ映画初主演作となったこの映画は、窮屈な生活に嫌気がさした小国の王女・アンが新聞記者のジョーと1日限りのラブロマンスを繰り広げるという内容で、その年のアカデミー賞では主演女優賞など3冠を達成しました。

この映画はヒット作ということもあり、作中に登場する多くのものが流行しましたが、ヘップバーン演じるアン王女がスペイン広場で食べて話題となったのがこのジェラートでした。

そんな『ローマの休日』の公開日を記念して、のちに日本ジェラートが制定したのがこの「ジェラートの日」というわけです。

ちなみに、『ローマの休日』でアン王女が食べたジェラートは1900年にオープンした地元・ローマの老舗「Giolitti(ジョリッティ)」のもので、本店は今でも撮影が行われたスペイン階段の近くにあります。

映画『ローマの休日』のワンシーン。ヘップバーン演じるアン王女がジェラートを頬張っている。 photo by GettyImages

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