小6のときに義兄に襲われ…20歳で体を売り実家から逃げた美女の「壮絶な生い立ち」

パパ活~新貧困時代の女たち(8)後編

ここ数年、パパ活というカジュアルな呼称で性商売に手を出す女性が増えている。

パパ活アプリを使って資金援助してくれる男性を探し、食事やデートあるいはその先の行為を提供して稼いでいるのだ。

彼女たちはなぜ、パパ活に手を出してしまうのか。記事前編では、パパ活で詐欺に遭ってしまった24歳女性のインタビューをお届けした。後編では、彼女が若干20歳で交際クラブに登録し体を売った理由や、消えない傷を負った幼少期のある事件について探っていく。

※本記事は、パパ活女子がインタビューで語った内容を一切脚色せずにまとめたものです。決してパパ活を推奨する意図ではないことを注記します。

 

小6の妹に…継母の連れ子が犯した大罪

CASE8
名前:美鈴(仮名)
年齢:24歳
職業:メンズエステ勤務
パパ活歴:3ヶ月

「私、バイオレンスな家で育ったので」

インタビューの冒頭、美鈴さんは吐き捨てるような口調で言った。直前まで浮かべていた愛らしく清楚な笑顔とは真逆の、冷たい表情だった――。

彼女は高校卒業後すぐ地元・名古屋の美容室でアルバイトを始めた。そして、自力で稼ぎながら通信制の専門学校に通い、美容師免許を取得した。

ところが無事に美容師免許を取得してすぐ、20歳のとき、交際クラブに登録して体を売っている。

一体、どうして――?そう尋ねた際の返答が、冒頭のセリフだった。

「とにかく早く、家を出たかったんです」

22歳で上京するまで、彼女は父親と継母、連れ子の兄とともに暮らしていた。

物心がついた時点で両親は離婚しており、実母と二人暮らしだったが、7歳の頃に母親のアルコール依存が悪化。管理入院を余儀なくされると、見ず知らずであった父親に親権が移ったのだ。

実父は地主の家系で家賃収入があり、金銭的には豊かだった。

しかし実の娘を引き取りはしたものの、我が子にまるで無関心だった。甘えるどころか話しかけるのも遠慮するほど近寄り難く、美鈴さんの記憶には、常に顔色を伺っていた思い出しかないという。

継母にとっても、美鈴さんの存在など急に転がり込んできた邪魔者でしかない。最低限の世話はしてくれたが、疎ましさはひしひし伝わってきた。

さらに、継母の連れ子である2歳上の兄が最大の『癌』だった。

幼少期から学校や近隣でよくトラブルを起こしていたが、中学生になると、興味の矛先を歳の近い腹違いの妹に向けてきた。

あろうことか、小6だった美鈴さんに性行為を強要したのだ。

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