「20万円払う」と言ったのに…本番行為後にホテルから逃げた、パパ活男の卑劣な手口

パパ活~新貧困時代の女たち(8)前編

ここ数年、パパ活というカジュアルな呼称で性商売に手を出す女性が増えている。

パパ活アプリを使って資金援助してくれる男性を探し、食事やデートあるいはその先の行為を提供して金銭を得ているのだ。

もちろん生活のために仕方なく、という女性もいる。しかし客観的に見れば体を売る必要などまるでない女子大生やOLまでもが、自発的にアプリに登録し、自らに値段をつけていた。

彼女たちはなぜ、パパ活に手を出してしまうのか。

筆者は20代〜40代の「パパ活女子」たちにインタビューを実施。そこから見えてきたのは、いま多くの若い女性たちが、経済面だけでなく精神的な意味合いでも「貧困」に飲み込まれているという現実だった。

※本記事は、パパ活女子がインタビューで語った内容を一切脚色せずにまとめたものです。決してパパ活を推奨する意図ではないことを注記します。

 

アプリで「20万円払う」とメッセージしてきた男

CASE8
名前:美鈴(仮名)
年齢:24歳
職業:メンズエステ勤務
パパ活歴:3ヶ月

パパ活……はい、確かにしていた時期があります。

昨年4月、新型コロナウィルスの感染拡大で、最初に緊急事態宣言が出された時。

勤務先であるメンズエステ※の客足が落ち、月の収入が35万円から25万円に減ったんです。10万減るってかなり痛いじゃないですか。手っ取り早くカバーするにはパパ活しかないな、と。

それでも『大人(パパ活用語で本番行為のこと)』する気はありませんでした。実際、最初の2人は1万円もらってカフェでお茶しただけです。

実は私、20歳の時に交際クラブで体を売った経験があり、その時に懲りたんですよね。気持ち悪すぎて、私には無理だって。

ただ、やりとりする中で「月1回関係を持ってくれたら、毎月20万円渡す」とメッセージしてきた人がいたんです。しかもパパ活アプリでは稀に見る、ギリギリ20代の会社員。

怪しいと思わなかったわけではないですが……金額も年齢も、あまりにも好条件で見逃せなかった。若い相手は、それだけで気持ち悪さがずいぶん軽減されますから。

さらには「会ってから決めてくれればいい」「信じられないならその場でネットバンクから振り込む」とも言ってきて。

その場で振り込んでくれるのなら、騙されることもないだろう。そう考え、深夜の呼び出しに応じることにしたんです。

待ち合わせた新宿のホテルで、その後に起きたことは……正直、もう思い出したくもありません。

※メンズエステ:男性向けエステティックサロンを指す場合もあるが、最近では女性セラピストが紙パンツ一枚だけの男性に性的マッサージを行う店を指すことが多い。

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