ワイヤーの圧迫がない=楽ではない

――新しい生活様式はランジェリーにどのような影響を与えたとお考えですか?

堀田さん:コロナ禍以前より、従来のコト消費による物質的な満足感から“日常をより豊かに過ごすこと”や、“体験を重視すること”へお客様の価値観は変化していました。また、贅沢に対するスタンスや考え方についても、“自分視点の価値観を大切にした、日常のここちよさ”をより大事にするように移り変わっていて、下着に求められる価値も、日常の中のここちよさ、日常に寄り添って豊かにすること、が重視されるようになったと感じています。

重ね合わせたチュールのグラデーションが魅了する「40グループ」(ベーシック)

――「Yue」では、さまざまな角度から“ここちよさ”を探求されたそうですね。たとえば、ブラジャーであれば、ちゃんと支えられているという安心感、揺れにくく動きやすいといったサポート感だけでなく、バストがきれいに見えるという造形性も“ここちよさ”であるというように、機能性と審美性の両面からアプローチされたとうかがいました。ここでは、ブラジャーを例に、“ただ楽なだけではなく支えられているという安心感”を叶える具体的なポイントをお教えいただけますか?

堀田さん:「Yue」のブラジャーは、ただワイヤーの圧迫がない=楽ではなく、揺れにくい、きちんとして見える、すっきりして見える、ふっくらチャーミングなバストをメイクしてくれる、心の安心感=心地よさと考えています。日常生活がより快適に豊かな気持ちで過ごせるフィット感がポイントです。

たとえば、ベーシック60グループの「アウターにひびきにくい3/4カップブラ(品番:BJP460、BJP760)」は、L字の形をした、前側が低いワイヤーを使用しています。

「アウターにひびきにくい3/4カップブラ」(品番:BJP460)ライラックベージュ
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ワイヤーを使ってバストの脇流れを防ぎ、綺麗なシルエットを作りながら、前中心の圧迫を感じにくい。苦しくないけど、綺麗なシルエットを実現します。

ワイヤーだけでなく、使用しているパワーネットという素材は、薄く繊細でストッキングのような透明感がありながら、しっかりパワーがあるなど、「Yue」のブラジャーの着けごこちに関わる材料は、すべてオリジナルで、ここちよさを体感いただくためにセレクトしています。そのため、薄く軽く着けていないようなここちよさがありながら、しっかりキックバック(生地を伸ばした後に、元の形に戻る力)があり、ホールド感を感じられるつけごこちで、ただ楽なだけではなく支えられている安心感を実現しています。