2021.08.30
# FIRE

「FIRE(早期リタイア)」して1年、「自由を手に入れた私」が“生きがい”を感じること

私は2020年秋に、労働、節約、貯蓄、投資により貯めた約1億円とともに、新卒以来25年間勤務した会社を退職してFIRE(早期リタイア)しました。幸運にも『今日からFIRE!おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術』という本まで出版しております。

この記事では、FIREしてもうすぐ1年を迎えようとする今、やり甲斐、生き甲斐、承認欲求、社会貢献などと、どう向き合っているのか。不安な気持ちはないのか、物足りなさはないのか……など、今の気持ちについて、また将来の展望について記述します。

FIREしてもうすぐ1年を迎える今の気持ち

私が人生で重要だと思うことは2つあります。

1つは、人生では、生きている証として「何らかの役割を担うこと」と「承認欲求が充たされること」が重要だと思います。やり甲斐、生き甲斐とも言えますね。もう1つは、丁寧に生きて、人への感謝を持ち、それを伝えられる人でありたいと思っています。今後、この2つをどう充たしていくのか? どう行動していくのか? まずは、1つ目からお話します。

サラリーマン時代は、会社から与えられた仕事をすることで、やりがいを感じることができていました。上司から褒められると承認欲求が充たされていました。毎日、仕事すること、労働そのものが社会貢献だったと言えます。私も仕事に生きがいを感じていた時期もありました。

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ところが、FIREすると、それが全てなくなります。敷かれた線路を走るのではなく、自分で線路を敷くことから始める必要があるのです。受け身ではなく、自力で新たな役割や承認欲求を充たせるもの、やりがい、生きがいを見つけなくてはいけなくなります。

もっと分かりやすく言いますと、1年365日を、1日24時間をどう過ごすのか、全て自分で決めなくてはならないのです。

 

それが自分で見つけられるかどうか、決められるかどうかは、退職前には大きな不安要素でした。25年間も同じ会社で仕事をしてきたということは、25年間も同じ会社から仕事を与えられ続けてきたことに等しいと言えます。

会社から与えられた年間目標があり、半期目標があり、月間目標があったわけです。日頃も指示・命令がありました。行動の基準となるもの全てが与えられていました。FIREするということは、自分でそれらを探さねばならないのですから不安に感じるのは当然です。

ところが、私の場合は、FIRE前にあったその不安は、FIRE後に全く具現化しませんでした。

【前回の記事】「FIRE(早期リタイア)」前に私が感じていた「15の不安」…FIRE後には解消できたか?〉でお伝えしたように、FIRE以前の不安はFIREしても具現化することがなかったのです。

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