「生理ってなんか大変そう」

以上の知識を、男性が実感を伴って得るのは難しい。

お腹が痛い、体が重い、眠い、といった身体症状だけでなく、イライラする、悲観的になるといった精神症状まではらむ生理。長らく女性にとって生理の話をするのは「恥ずかしいこと」とされてきた。30代以上だと、保健体育の授業でも生理の説明を受ける時間は男女に分かれて、男性は別の授業を受けることも多かった。

というわけで、男性の生理知識は「なぜか女性はわけもなくイライラしている日がある」で止まっていても当然だ。そこで、生理とは何か。体験談を踏まえつつ、最終的に私が生理のつらさから解放されるまでの流れを書いていきたい。

知っていますか? 生理の基礎知識

女性の体は、妊娠に備えて子宮の内側を厚くする。しかし妊娠しないと、この分厚くなった子宮の内壁がはがれおちる。これを月経(生理)と呼ぶ。人にもよるが、女性は大体28日周期で生理を繰り返す。そして、妊娠すれば生理は止まる。

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初潮(初めての生理)から閉経(最後の生理)まで、月に約1週間の間、女性は生理を経験する。12~51歳が平均的な初潮から閉経の期間なので、ざっくり39年間ほど生理があるわけだ。

さて、その39年間だが、約1週間の生理期間は股間から血が出続ける。1回出て終わりではなく、朝から晩までしとしと、出血が続く。人によって出血量はバラバラで、日を追うごとに徐々に減っていくことが多い。

そして、精神的なイライラ、眠気、ユウウツ感は、生理の数日前から始まることが多い。「生理前だからイライラする」という発言は、女性なら誰もが聞いたことがあるはずだ。