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コロナワクチン「効きづらい人の共通点」「ラムダ株などへの有効性」など…最新研究結果を一挙紹介!

新型コロナウイルスの感染爆発が止まらない中、ワクチンへの不信感が聞こえるようになってきた。ワクチンをめぐる間違った情報なども錯綜する中で、いまこそワクチンの正しい知識を持つことの重要性が増しているといえる。前編記事(『コロナワクチン「広がる不信」に、いまこそ知るべき「ファイザーとモデルナの違い」「mRNAワクチンの利点と欠点」…!』)ではファイザーワクチンとモデルナワクチンの違い、ワクチンの中長期的な安全性などについて紹介したが、今回はさらに最新の研究結果を一挙紹介する。(本記事は8月末現在の情報を基に執筆)

コロナワクチン、臨床試験で「わかった効果」

改めて厚生労働省での承認時に提出された臨床試験での新型コロナワクチンの効果を紹介しよう。

念のため付記しておくと、このワクチンの厳格な効果判定は、抗体獲得がより確実になる「2回接種完了14日後以降」が望ましいが、研究によって「2回接種完了7日後以降」で公表されているケースもあり、その場合はそのデータを紹介する。

臨床試験でわかったこととは photo by iStock
 

ファイザーワクチンは16歳以上の4万3448人を、ワクチンを注射する集団とプラセボと呼ばれる偽薬(中身は生理食塩水)を注射する集団に分けて比較する臨床試験を行った。

その結果、2回目接種完了7日後以降で判定した有効率は95%モデルナワクチンでも18歳以上の3万420人をファイザーワクチンと同様のプラセボを使った比較臨床試験を行い、2回目接種完了14日後以降で判定した有効率は94.1%だった。

この有効率95%については、「ワクチンを打った人の95%は感染しなかった」と解釈されがちだが、正しくは「ワクチンを打った集団では、打たなかった集団に比べて発症率を95%低下させた」という意味である。

例えばワクチンを打たない1000人で、100人が新型コロナを発症したら発症率は10%。これに対し、有効率95%のワクチンを打った1000人では発症率が95%低下して0.5%、つまり発症者5人という計算だ。

ワクチン接種で発症者100人が5人に減るのだから発症リスクは20分の1に低下するとも言い換えられる。

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