2021.08.20
# 日本株

JR東海にANAが狙い目…感染拡大の今こそ仕込みたい「おトクな日本株」10銘柄

8月にオススメな「株主優待」銘柄も
安恒 理 プロフィール

運輸・交通が狙い目な理由

コロナ禍では、恩恵を被る業種と足を引っ張られる業種が見事に色分けされた。

打撃を受けた業種としては飲食、そして旅行、空運、鉄道関連。そして恩恵を受けた業種に、巣ごもり需要で業績を上げているゲーム関連銘柄があるだろう。

飲食、旅行、空運、鉄道関係では大きく値を下げた銘柄も多いが、アフター・コロナを見据えたとき、まさに「バーゲン価格」となっている狙い目の銘柄も多い。

株価は「現在」を見て動くのではなく、「未来」を見て動く。先々の業績がどうなるかを見ながら動く習性があるため、ここでは具体的にANAホールディングス(9202)JR東日本(9020)JR東海(9022)などにも注目したい。

JR東日本が運営するJR山手線[Photo by iStock]
 

いずれも2020年のコロナ騒動勃発後から値を下げてきた銘柄だ。3銘柄とも2021年3月期は営業利益、純利益ともに大幅な赤字を出した。株価はその決算が発表される前から大きく値を崩し、未だ低迷したままだ。

しかしJR東日本とJR東海は2022年3月期の業績予想は黒字転換となっている(会社予想、「会社四季報」予想ともに)。まだコロナ前と同じ水準までの業績回復は見込めないが、いずれにしろ今後は業績は上向いていくと見られる。

株価はまだ、コロナ収束までは織り込んではいないものの、いずれ上昇へと向かうだろう。

ANA(8月16日の終値2522.5円)について言えば、会社計画では22年3月期は売上1兆3800億円、営業利益280億円となっている。これに対し「会社四季報」の予想では売上1兆2600億円、営業利益にいたっては510億円の赤字だ。

このあたりがANAの株価低迷の要因だ(もう一点、8月6日大引け後にJPX日経インデックス400とJPX日経日経中小型株指数の構成銘柄の定期入れ替えが発表されたが、ANAが除外されたということもある)。

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