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鎌倉でひっそりと売り出された、文豪の大邸宅…築90年の「驚きのお値段」

茶室や書庫も併設

壊すに壊せない

「現状を保存したまま買い取ってくださる方を探しているのは事実ですが、所有者の希望で、詳細をお答えすることはできません」(不動産会社の窓口担当者)

7月半ば、鎌倉市内の物件を扱う不動産会社のホームページに、一軒の邸宅の売却希望情報がひっそりと掲載された。

約577平方メートルの敷地に建てられた推定築年数90年を超える木造瓦葺きの平屋。建物は洋館と日本家屋の折衷で、茶室や書庫も併設されている。

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この立派な邸宅を建てたのは、『鞍馬天狗』や『赤穂浪士』などの大衆文芸作品で一大ブームを巻き起こした昭和の文豪・大佛次郎(1897—1973)だ。

生前、自ら間取りを考え、設計にはフランク・ロイド・ライトの弟子である建築家の土浦亀城が関わったとされる。そんな価値ある邸宅が、なぜ売りに出ているのか。

「大佛さんは亡くなる際、親しい知人に自宅を遺しました。その方も去年亡くなり、不動産業者が土地ごと買い取った。本来ならば解体して新たな物件を建てるところ、経緯を知ると壊すに壊せなくなり、現状を保ったまま購入してくれる買い主を探している」(地元関係者)

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