韓国の「半導体株」について、世界の投資家が「真剣におそれているシナリオ」

DRAMの価格が下がり…

SKハイニックスの難局

8月に入り、韓国総合株価指数(KOSPI)の上値が重い。

その要因の一つとして、過去最高値圏で韓国株が推移しているため、外国人投資家が利益確定の売りが入りやすいことがある。

それに加えて、パソコンなどに使うDRAMの価格に徐々に下押し圧力がかかるとの見方が出ていることも重要なマイナスポイントだ。

韓国には、サムスン電子とSKハイニックスの世界の2大DRAMメーカーがある。

〔PHOTO〕Gettyimages
 

世界のDRAM市場における両社のシェアを合計すると7割を超える。

それぞれの株価の騰落率を見ると、SKハイニックスの株価下落率が比較的大きい。

時間をさかのぼって株価の推移を確認すると、5月中旬以降、フィラデルフィア半導体指数が上昇する一方で、SKハイニックスの株価の軟調さが目立ち始めた。

その上に、DRAMの需給が緩むとの懸念が加わり株価が勢いよく下落した。

つまり、SKハイニックスの株価下落の背景には、メモリ価格の下落懸念に加えて、同社固有のリスクが影響している。

世界の主要メモリ半導体メーカーの株価が総崩れとなった状況下、中長期的な半導体の需給展開予想をもとに個社の事業戦略を冷静に確認する意義は高い。

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