「靖国報道」に埋め尽くされてはいないか…日本のワクチン対応「不都合な真実」

予算をワクチン対応に回せばいいはず

「靖国報道」が出る一方で…

毎年、この時期になると、風物詩のようなマスコミ記事が出る。閣僚による靖国参拝だ。

靖国報道といえば、参拝した人に、「公人としてか、私人としてか」を聞くのが恒例だ。

参拝という「心の問題」がなぜ報道する意味があるのかどうか、はっきり言って筆者にはわからない。筆者の知っているところでは、親族が戦死した閣僚経験者は「マスコミがうるさいから」と正式には参拝しなかった。もっとも、マスコミが張り込んでいない日を狙って、こっそりと参拝したともいう。

photo by gettyimages
 

政治家の靖国参拝は、マスコミが報道しなければ「問題」という論点にはならない。仮に「問題」になりうるとすれば外交的な意味であるが、韓国と中国だけが取り立てて文句を言うので、マスコミはある意味で、韓国と中国のために取材しているようなものだ。

今年の8月15日は、各種の式典はコロナ禍での制約がある厳しいものだった。その一方、最近、政府分科会は、感染防止のためにいろいろな行動規制を再び言い出した。その点を検討してみたい。

まずコロナ状況について、本コラムで再三掲載しているものをアップデートしておこう。

新規感染者率(百万人あたり)は次の通りだ。日本は世界の他の国とともに感染者が増えているが、米、英、仏ほどには酷い。

 

また、新規死者率(百万人あたり)は、今でも先進国の最低レベルを維持している。

なおワクチンでは、日本は出遅れたが、今の1日の接種スピードは先進国のトップレベルになっている。

このため、累積でのワクチン接種は、100人あたり85回、つまり日本全体で1億回を越えている。

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