「次はいちご大福」 37歳夫がハマった5股女の「素性」と“あきれた言い訳”

夫の“序列”は最下位だった

探偵社に調査を依頼してくる案件のほとんどが、配偶者の「不倫」問題であることは、今や広く世間に知られるようになった。おかげで「不倫」が疑われる場合、割と躊躇なく相談に訪れる人びとは、毎日かなりの数にのぼる。メールや公式LINE、他のSNSツールを使ってコンタクトしてくるケースも激増していて、まさに創業当時と比べると隔世の感もあるが、案件も現代社会を象徴するような、以前とまったく違うものに変貌している。

前編でお伝えした通り、今回の依頼者の順子(仮名37歳)さんは夫のスーツから出てきたレシートから浮気を疑い、弊社に相談に訪れた。しかし一週間、二週間たっても夫は怪しい動きを見せない。「見込み違いか」と思っていた矢先、事態は二か月たって急転することになる。

(前編『37歳の専業主婦が絶句…辛党の夫が毎月「大福アイス」を買って会う“ヤバすぎる不倫相手”』

 

突然の「居残り残業」 しかし…

「主人が……主人が怪しいんです。朝、スマホのショートメールが届いたんですが、ドキっとしたような顔をして、私に隠れるように見ていたんです。ここで主人に悟られてはいけないと思って、いつものように振舞っていたら、『急きょ、居残り残業をしてくれって……部長が。今夜は帰らないかもしれない』って言うんです。絶対、おかしいと思いませんか⁉」

写真はイメージ/photo by iStock

ようやくその日が来たのだ。急いで、この事実を探偵たちに伝え、臨戦態勢を整えた。勝負は会社が終わる夕方から、深夜にかけて。いつ誰とどこで会うのか、細大漏らさず掴む瞬間が訪れたのだ。

夫はいつものように会社へ出勤。念のため会社の出入り口に張り付き、夫の外出にも気を配る。幸い出かけることはなく、退社時間の午後5時30分になった。すると居残り残業を命じられていたはずの夫が、カバンを片手にすっかり帰宅する様子で出てきたのである。

「残業はやはり嘘だったのか」

尾行する探偵たちの間で情報が共有され、まずは夫の側まで近づき歩調を合わせて尾行する。夫は我々の尾行にまったく気づかず、歩きながら電話で誰かと話をはじめた。

「……いつも突然なんだね。でもいいよ、そろそろ会いたくなっていたから……うんうん…1時間ぐらいで着くよ…えっ? いちご大福?」

やはり”懇意にしている女性”と会うようだ。しかも「いちご大福」までねだられている。かなり親しい間柄のようだ。探偵たちは付かず離れず、時には30センチほどの距離まで接近し、夫を見逃さない。やがて駅に到着して乗った電車は、案の定、自宅とは真逆の路線だった。我々も同じ車両に乗り込んで、一人は夫のすぐ近く。もう一人はドアに張り付く。さらに隣の車両にも二人の探偵が、念のためにじっとこちらの様子を伺っている。

しばらくして都心のターミナル駅に電車が到着すると、乗客をかき分けて夫が外へ出るようだ。抜かりなく尾行を続行していると、夫は私鉄へ乗り換えた。この路線の先には依頼者が見せてくれたコンビニのレシートに書かれた場所の駅がある。予想はドンピシャリ。

駅から出た夫は、そのままコンビニへ。いちご大福を四つも購入し、どことなく嬉々とした様子で弾むような早歩きとなった。

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