2021.09.04
# 新型コロナウイルス

コロナワクチン「広がる不信」に、いまこそ知るべき「ファイザーとモデルナの違い」「mRNAワクチンの利点と欠点」…!

村上 和巳 プロフィール

ファイザーワクチンとモデルナワクチンの「違い」

ファイザーワクチン、モデルナワクチンともに二の腕(上腕)の筋肉へ2回注射が必要となる。この2つが違うのは、基本的に接種間隔と保管管理の条件である。

2回の接種間隔は前者が3週間、後者が4週間である。

ファイザーとモデルナの違いとは photo/gettyimages
 

また、保管管理では、-20℃±5℃の冷凍で製造日からの保存可能期間がファイザーワクチンは14日間(ただし-90~-60℃では6カ月)、モデルナワクチンは7か月という違いはあるが、接種前の2~8℃の冷蔵保存ではともに保存可能期間が30日間で同じ。

また、ファイザーワクチンは接種時に生理食塩水で薄めることが必要で、その後は6時間しかもたない。

一方、2種類はどのような作用をするかは全く同じで、あくまで現時点では有効性や安全性でもほぼ同じと言ってもいい。

敢えて俗な例えをするなら、ポカリスエットとアクエリアスの違い程度と表現しても差し支えないだろう。後編記事(『コロナワクチン「効きづらい人の共通点」「ラムダ株などへの有効性」など…最新研究結果を一挙紹介!』)ではさらに、ワクチンの変異株への有効性や、ブレイクスルー感染についての考え方などについて紹介していこう。(本記事は8月末現在の情報を基に執筆)

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