楽天の足を引っ張る「意外な事業」…「楽天ポイント経済圏」崩壊の可能性も

今週の「AI株価予報」で読む

楽天、苦しいモバイル事業

IT大手の楽天グループ(4755、以下「楽天」)が苦境に立たされている。もともと「楽天市場」をはじめとするEC事業や、オンライン旅行予約サイト「楽天トラベル」、ネット金融の「楽天銀行」などを主軸にして成長してきた楽天だが、ここ最近問題となっているのはモバイル事業だ。

「8月11日に発表された2021年12月期第二四半期の累計(1~6月)の最終損益は、654億3800万円の赤字となりました。前年の同期は274億8500万円の赤字だったので、大きく後退したと言えるでしょう。

コロナ禍で打撃を受けた旅行事業は少しずつ回復傾向にあり、主力のEC事業やフィンテック、証券なども堅調な一方で、特にモバイル事業での赤字が影響していると見られます」(経済アナリスト)

楽天の三木谷浩史代表取締役社長[Photo by gettyimages]
 

2017年に携帯電話回線事業への参入を表明した楽天は、翌年に100%出資の子会社「楽天モバイルネットワーク」を立ち上げ、総務省から電波帯の割り当てを受けて本格的にモバイル分野へと進出した。

その後社名を「楽天モバイル」に変更し、2020年から日本全国でサービスを開始している。今年の4月からはiPhoneの取り扱いを始めると発表し、docomo、au、Softbankに次ぐ「第4のキャリア」として、存在感を高めつつあった。

関連記事

おすすめの記事