多くの人が知らない…「不要不急」の呼びかけで窮地に陥る「こども食堂 」のリアル

こども食堂は「エッセンシャルな場」

「こども食堂で開催されているのは、不要不急の会食ではありません。学校や保育園、スーパーマーケットと同じようなエッセンシャルな場なんです。この事実を多くの人に理解してもらえるように努力していかなければならない」

そう語るのは、社会活動家の湯浅誠さんだ。湯浅さんは、2018年に、「にぎわいを創りたい。そこからこぼれる子をなくしたい」という思いで運営されているこども食堂を支援するために、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえを設立し、こども食堂の支援と普及に努めてきた。(現在は「認定NPO法人」)

全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長の湯浅 誠さん(社会活動家であり、東京大学先端科学技術研究センター特任教授を務める)
 

2012年にスタートしたこども食堂は、今や全国に約5000箇所あり、社会において不可欠な存在になっている。コロナ禍で見直されているこども食堂の存在意義や社会で求められる役割を改めて整理する。

コロナ禍前のこども食堂の様子/認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 提供

関連記事