# オリンピック

オリンピック終了でやっぱり…「新国立競技場」の買い手をめぐる「悲しき現実」

年間24億円の維持費って…
週刊現代 プロフィール

「JSCは、Jリーグの本拠地にしてもらおうと、FC東京の大株主である東京ガスや、鹿島アントラーズの大株主であるメルカリなどに水面下で接触してきましたが、いずれも色よい返事はもらえなかった」

スタジアム運営に精通する東京都市大学元教授の小松史郎氏は、「企業が二の足を踏むのも無理はない」と語る。

「競技場に特化させた設備のため、屋根がなく音響や空調の設備も十分ではないので、コンサートなどのイベントにも使いにくい。改修しようにも、大規模な追加投資が必要になる。短期的に採算をとるのが難しい施設です」

 

このまま秋以降の入札で手を挙げる業者がなければどうするのか。

「仮に民間事業化されなかった場合には、維持管理費の財源について、スポーツ庁と連携して検討することとなります」(JSC広報担当者)

結局、血税で穴埋めし続けることになりそうだ。

『週刊現代』2021年8月7・14日合併号より

関連記事

おすすめの記事