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デリバリー自転車の逆走、危険な「名古屋走り」…現役タクシードライバーが遭遇した「ヤバい運転」

あおり運転、スマホ操作などのながら運転、高齢者の運転による操作ミス、飲酒運転……。SNSなどを賑わせ社会問題にもなっているにもかかわらずに一向になくならない危険な運転や交通マナー違反。どこか他人事のように感じたり、自分の行為を棚にあげている人が多いからか、公道は今日も危険に満ちあふれている。

日頃公道を主戦場としているタクシードライバーはその他にも首を傾げる状況を目にしたり、ヒヤリハット(危険な場面に遭遇したが事故に至らなかった事象)体験をすることが多い。現役タクシードライバーである筆者がそのいくつかを紹介し、改めて注意を促したい。

公道は危険に満ちあふれている

縦横無尽に走る自転車

周知の通り新型コロナウィルスにより交通状況が様変わりした。デリバリーの自転車などが先を急ぎ交通ルールを守らない無謀な運転があとを絶たない。

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今や公道は自動車と自転車のせめぎ合いとなっている。手軽な乗り物、自転車。免許も必要なく子供から高齢者まで自由に乗れる。逆走、並走、信号無視。歩行者と同じ感覚で自転車を運転する人もいれば、時には歩行者、時には軽車両と風見鶏のようにかわるご都合主義の自転車もいる。

しかし、デリバリー配達員の自転車マナーの悪さや子どもや高齢者の予測不可能な運転に目が行きがちだが、自動車のドライバーもマナーが守れない人はまだまだ多い。

 
ウインカー出さずに右左折、危険な「名古屋走り」

俗に言う「名古屋走り」とは、愛知県名古屋市やその周辺地域で見受けられる、危険運転の通称である。その他の地方でも、地名を冠した名称で呼ばれることもある。

特にその名古屋走りで気になるのが、方向指示器(ウインカー)を出さない急な進路変更や右左折、ハザードを出さずに急停車。このような車両の後方走行でヒヤリハットを経験した人もいるであろう。

そもそもウインカーやハザードは、歩行者や周りの車両に自分のこれからの走行を認識してもらうためのものである。本来、進路変更は3秒前、右左折時は30メートル手前で方向指示器を出さなければならない。

・道路交通法施行令第21条(合図の時期及び方法)

法第五十三条第一項に規定する合図を行う時期及び合図の方法は、次の表に掲げるとおりとする。

その行為をしようとする地点(交差点においてその行為をする場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から三十メートル手前の地点に達したとき。その行為をしようとする時の三秒前のとき。

(記事内で紹介した法令はすべて「e-GOV法令検索」参照)

また、故意か誤ってかウインカーを出しながら右左折もせず直進をするフェイント走行する車両も見受けられる。このような自分本位で周りに混乱を招く走行は事故だけではなく、あおり運転を誘発するのこともあるので気をつけてほしい。

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