「海運株」だけじゃない…日本株「高配当&増益で“株価が上がりそうな凄い銘柄11”」を全公開する!

大川 智宏 プロフィール

配当利回りが「驚異の8~9%」…!

上述のように、市況関連銘柄は利益の予想が大変に難しく、それゆえに株価に業績期待が織り込まれにくい株価が低水準に抑えられることで、そもそも配当利回りが「異常」に高い

以下は、コンセンサスベースの東証一部上場銘柄の高配当利回りランキングだ。参考情報として、商船三井についても同様に掲載している。

図:東証一部予想配当利回りランキング
図:東証一部予想配当利回りランキング 出所:会社資料、Datastream
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まず、日本郵船は、決算発表以降の急激な株価の高騰を経ても、依然として東証一部全体で第5位という立派な高配当株だ。

参考までに掲載した商船三井も、トップ5グループからは漏れたものの、こちらも株価の急騰を経てもコンセンサスの配当利回りが5%前後の高水準を保っていることに驚きを覚える。

しかし、さらに恐ろしいのは右の列の「会社予想」による配当利回りだ。今回の上方修正を経て、計算上は日本郵船が9%、商船三井は8%といったとてつもない配当利回りになる。

配当自体は、権利落ちを伴うために理論上は株価に対して中立ではあるものの、さすがに5%どころか10%に近づく水準に達すれば利回り運用目当ての資金を集めることは否定できない。

また、地味なディフェンシブ銘柄や構造的に収益性が鈍化したために株価の下落とともに高配当化した銘柄と異なって、現在も力強い回復・成長モメンタムの途上にいることから配当支払いへの信頼性も高く、成長株投資の属性を含めて様々な需給を呼び寄せて株価を押し上げ続ける可能性は高いかもしれない。

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