会って1時間でホテルに…地方の「箱入り娘」は44歳で上京しパパ活にのめり込んだ

パパ活~新貧困時代の女たち(7)前編

ここ数年、パパ活というカジュアルな呼称で性商売に手を出す女性が増えている。

パパ活アプリを使って資金援助してくれる男性を探し、食事やデートあるいはその先の行為を提供して金銭を得ているのだ。

もちろん生活のために仕方なく、という女性もいる。しかし客観的に見れば体を売る必要などまるでない女子大生やOLまでもが、自発的にアプリに登録し、自らに値段をつけていた。

彼女たちはなぜ、パパ活に手を出してしまうのか。

筆者は20代〜40代の「パパ活女子」たちにインタビューを実施。そこから見えてきたのは、いま多くの若い女性たちが、経済面だけでなく精神的な意味合いでも「貧困」に飲み込まれているという現実だった。

※本記事は、パパ活女子がインタビューで語った内容を一切脚色せずにまとめたものです。決してパパ活を推奨する意図ではないことを注記します。

 

コロナ禍で無職の危機。44歳で初上京を決意した

CASE7
名前:紗英(仮名)
年齢:44歳
職業:中古車ディーラーの事務(派遣社員)
パパ活歴:6ヶ月

パパ活を始めたのは、メンズエステの同僚に勧められたのがきっかけです。

メンズエステというのは、わかりやすく言うと、裸に紙パンツ姿の男性客を相手に性的なマッサージをするお店。メンズエステもコロナ禍で客足が減ってしまって、お金が必要ならやってみればと勧められて……あ、すみません。きちんと順を追って説明しますね。

実は私、昨年末に上京してきたばかりなんです。44歳の誕生日を迎えてすぐ地元・静岡を出て、東京で一人暮らしをはじめました。

今更この年齢で上京を決めた事情は色々ありますが、一番の理由は仕事を失いそうだったから。

某食品メーカーの関連会社で、無期雇用の契約社員として15年近くも働いていたのに、新型コロナウィルスの蔓延で出勤制限がかかるようになってしまって。

もともと交通費込み19万円という薄給だったのに2割も給与削減され、無期雇用のはずがついに首を切られる可能性まで出てきたんです。

それならいっそ上京し、東京で仕事を探そうと思った。東京暮らしにはずっと憧れていたし、大好きなONE OK ROCKの追っかけ繋がりでできた友達が東京に何人もいて「おいでよ!困ったら頼って」とも言ってくれたんです。

ただ……やはり世の中そう甘くはなかったですね。

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