「自分が引きずり下ろしてやる!」出馬の息子に父が放った言葉の真意

高松の"へんこつ親父"に聞く (2)
現代新書編集部 プロフィール

「情」でしか人は動かない

中原 この本や映画を通して淳也さんが一体どんな人なのか、世の中にも少しずつ伝わっているとは思います。その中で、淳也さんが今後の政治家人生を歩んでいく上で何が足りないとお父さんは思いますか。

 父 何かなあ。やっぱり選挙の洗礼を受ける以上、理念とか理屈では人は付いてこないと私は思うんですよ。

やっぱり「」やと。だから非難する意味ではなしに、利権で動くことも、人間としての情の一つやと思っております。

だから、淳也に欠けてるのは、「人の情を追いかける」ところかな。うまく言えんのやけど、あいつは要領が悪いところがあるからね。

ただねえ、淳也は案外「たらし」も上手いですからねえ(笑)

中原 今回このYouTubeの対談動画にご出演いただきましたけど、普段は絶対こういう公の場には出られないですよね?

 父 大島監督(映画監督の大島新氏。小川氏を取材した映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』を監督)にも一歩くんにもありがたいと思っとるんです。淳也がなんぼ頑張ってもね、淳也の方を向いてもらうことすら難しいんですよ、やっぱりね。それを監督とか一歩くんに「どんな奴なんや?」って淳也の方を向いてもらえる場を作ってもらっとるからね。

親としてはほんまにありがたいと思う。

映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』予告編

もちろん「映画を見たけど、大したことやないか」って批判されるのは、淳也が自分で解決すること。でもね、やっぱり向いてくれること自体が難しい時代やから。さっきも言ったけど、選挙の洗礼を受けないかん以上、スタートラインが人によって違うわけやからね。大島さんとか一歩くんが淳也を取り上げてくれたことは、ほんまにありがたいと思ってます。

足向けてはよう寝られません(笑)

 

あの父親にしてこの子あり

実はこの収録を小川淳也さんが聞いていました。。。
そこで急遽感想を聞いてみることに。

中原 小川さん、いかがでしたか。

小川 いやー、圧倒されましたね。

私も変わり者扱いされてますけど、「やっぱりあの父親にしてこの子あり」ってことでしょうね。

それと、よくあの人を引っ張り出しましたね。

まさかあの人が、不承不承かもしれませんけど、公の場でこういう役回りを買って出るとは本当に夢にも思ってなかったので。驚きました。

小川淳也氏登場

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