2021.10.25
# ドラマ

「朝ドラ」で記憶に残る作品は? 2000人が選んだ「名作ランキング」ベスト10を大公開!

木俣 冬 プロフィール

近年の「朝ドラブーム」の立役者

第1位:あまちゃん(2013年度前期・568票)

「今までの朝ドラではない奇抜な感じがよかった」(50代男性)と評されたのは「あまちゃん」。

東京から東北の架空の町・北三陸市にやって来た主人公・天野アキ(能年玲奈、現・のん)が海女になって地元を盛り上げようとする物語だ。海女の活動はいつしか地元でできた親友ユイ(橋本愛)とコンビを組んだアイドル活動に発展して、東京デビューの話まで持ち上がる。東京か地元か迷うアキが選択するのは――。

第1位の「あまちゃん」にて、主人公・天野アキを演じたのん[Photo by gettyimages]
 

アキやユイのフレッシュさに加えて、宮藤官九郎の脚本がこれまでの朝ドラにないユーモラスなノリだったことや、アキの母親・天野春子(小泉今日子)や有名女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)らによる80年代カルチャーの思い出がふんだんにちりばめられ、新たな視聴者を多く取り込み、“朝ドラブーム”を作り上げた。朝ドラを見てリアルタイムでSNSに感想やイラストを投稿することなどが流行っていまも続いている。

そのほかの意見を見ていこう。

面白かったし主人公役の子がフレッシュで可愛かった(40代女性)

朝ドラで初めて通してみるくらい面白かった、さすがクドカンである(40代男性)

可愛くて観ていて元気が出た。「じぇじぇじぇ」が強く印象に残っている(30代女性)

東日本大震災の悲しい状況に元気を与えてくれた。また、デリケートなシーンなどにも制作者の配慮を感じ、好感が持てました(40代男性)

「あまちゃん」を1位に推す声には、ドラマのおもしろさや能年玲奈の魅力に関する記述が多い。

アキとユニットを組む足立ユイ役の橋本愛[Photo by gettyimages]

また「じぇじぇじぇ」という岩手の方言が印象的だったという意見も多かった。「じぇじぇじぇ」はその年の流行語大賞にも選ばれて(ちなみに「半沢直樹」の「倍返し」も同年、流行語大賞に選ばれている)、五感を刺激するキャッチフレーズの強さを感じる結果となった。

コメディタッチのドラマながら、2011年に起こった東日本大震災からの復興の思いもこめられていたことも多くの感動を呼んだ。

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