他人事ではない photo/iStock
# 介護

「田舎の実家」で倒れた“父の介護”で、まさか「家計破綻」しかけた50代サラリーマンの悲劇

田舎の親が突然倒れて、いきなり介護が必要になる――そんなケースに直面する人が少なくない。たとえ運よく老人ホームなどに入れられたとしても、じつは安心できない。

前編(『田舎で倒れた父親を「特養老人ホーム」に入れた50代サラリーマン男性の悲劇』)で紹介したシンゴさん(仮名、50代サラリーマン)の場合は田舎の父親がいきなり倒れて、介護をすることに。特別養護老人ホームに入れることができたものの、最初に運び込まれた病院への支払いについて父親の口座からおカネをおろすことができずに“自腹”で支払うはめに。しかも、入院費だけではなく、それ以外の出費もかさんでいって……そして「本当の悲劇」はそこから幕を開けたのです。

悲劇が待っていた photo/iStock
 

半年で「130万円」が消えた…

「入院費用は月5万円ほどで済むと思っていた」と言うシンゴさんですが、実際、75歳以上で一般的な所得だと自己負担額の上限は1ヵ月で5万7600円(長期療養の場合、4万4400円になることも)です。

しかし、入院にかかる費用はそれだけではありません。たとえば、食事代は月4万1400円ほど。それだけで入院費と合わせて約10万円になり、そのほかにもリネン代など保険のきかない自己負担もかかってくるのです。

しかも、今回シンゴさんの父親はリハビリ病院に転院したので、入院期間は合計して6ヵ月という長期入院となりました。そのため、シンゴさんは病院に最終的に70万円以上支払うこととなり、さらに、今住んでいる東京と実家の九州の往復やその他もろもろで、最初の半年で130万円ほどを使ったといいます。

とてつもない額に膨れ上がってしまったわけです。

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