多くの人が知らない…「宇宙が“終わる時”」、その壮大な“2つ”のシナリオ

村山斉の宇宙をめぐる大冒険(2)

「我々はどこから来たのか、我々は何者なのか、我々はどこへ行くのか」

この根源的な問いに、世界の最先端を行く物理学者・村山斉さんが、分かりやすい例え話を使って解説する「村山斉の宇宙をめぐる大冒険」。第2回は、宇宙の未来。宇宙はいつまで続くのか、果たして終わりはあるのか。村山さんと一緒に宇宙の行く末を探る旅へ。(コズミックフロント取材班)

物理学者の村山斉さん/NHK提供
【プロフィール】
村山斉(むらやま ひとし) 
カリフォルニア大学バークレイ校教授、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構教授。1964年東京生まれ。素粒子物理学の第一人者で、宇宙の謎に対する、分かりやすくて面白い講演も人気の理論物理学者。
 

太陽が燃え尽きる

私たちを照らす母なる星、太陽。太陽から降り注ぐ光や熱の恵みのおかげで、私たちが地球に生きることができます。しかし、その太陽もおよそ50億年後には地球を飲み込むほど巨大化し、地球は焼き尽くされてしまいます。その後、太陽は徐々に暗くなって消えていき、凍りついた真っ暗な世界になってしまう。これが地球と太陽の未来です。

およそ50億年後、太陽も燃え尽きる運命にある/NHK提供
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宇宙にあるすべての星々が燃料を使い果たすのは100兆年後とされています。ところが宇宙そのものの終わりは、それよりずっと早く訪れるといいます。いったいどういうことなのか、宇宙の最期はどんな姿なのか、見ていきましょう。

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