やりとしてすぐ、スイートなセリフが…

「ところで、君みたいに可愛くて成功している女性がなぜ一人なんだ?」と聞いてきました。こんな歯の浮くような質問も、英語でのやりとりなので不自然さはゼロ。私には14歳の娘がいて、自分の会社を立ち上げたりもして、とにかくずっと忙しかったし、そんな気にも随分なれなかったからなぁ。でも、最近娘も大きくなって、なんか、寂しくなってきてね、次の人生を考えなきゃと思い出して……、と答えました。すると、「寂しくならないで! 君は一人じゃない、僕がここにいるよ!」と返ってきました。やりとりし始めて30分くらいですよ。

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なんとも、写真しか見ていませんが、馴染みのあるアジアの顔から英語で超アメリカンなセリフが返ってきます。「スイート!! 最高!!」と思ってしまいました。
「とりあえず、しばらくは会えそうにないし、友達にならないか? これからどうなるかは、誰にもわからないけどね」。イエス!!!

と、私はこの段階でアメリカに来て4年が経っていたのですが、渡米しょっぱなに不動産トラブルに巻き込まれ、すっかり人間不信@USAに。NYでの事業も1年半くらいは色々もがいていましたが、ある瞬間からすっかり諦め、ここにいるのは娘の教育のため、みたいなモードになっていました。なので、アメリカ人の友人も一切作らず、NYにいるのにほぼ引きこもり状態。ただ、43歳で渡米しよう! と思うくらいです、アメリカに対してもそこそこ夢や情熱はありました。中高大と英語もずいぶん頑張って勉強したし、英語ももっと使いたかった……、そこにこの英語を喋る日系人Kは私の隠れた欲求をガツっと満たしにきたようでした。

アメリカで人間不信になっていたけれどアメリカでもっと交流を深めたいとも感じていたナナさんに絶妙な相手だった… Photo by iStock

そして、Kの「ささやき力」と、日本人の顔なのに日本人らしからぬ言葉をささやく「ギャップ萌え」に、私はあれよあれよと惹かれていくのです。会ったことない人を好きになるなんてありえるの!?!? その「ささやき力」のすごさについて、具体的に後編「47歳未婚母がハマった50歳米国生まれの日系人「スイートすぎる」愛のささやき」でお伝えしていきます。