ヤンマ産業というアパレル会社のデザイナー兼社長で東日本大震災ののち伝統産業である会津木綿の工場で代表もつとめるようになったナナさんは、結婚歴0回のシングルマザー。NYに拠点を置きながら、日本とNYを行き来している(納税は日本です)。今まで結婚したいと思ったことはなかったが、2019年の夏から婚活を始めた。

相手の名前を伏せながらその婚活体験をドキュメントで伝える連載4回目では、初めてリアルで会った相手の当日ドタキャンがひどく、蓋をあけるともっとすごいことがわかった「苦い体験」をお伝えした。5回目となる今回は、婚活日記執筆に対する誹謗中傷から知った現実と、2人目に会った男性との経験をお届けする。

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さらに「婚活のことを伝えよう」と思った理由

早くも5回目になる私の連載。初めから続けて読んでくれている方がどのくらいいらっしゃるのかはわからないのですが、私がFRaUwebで連載を持つきっかけになったのが、SNSに自分の婚活について書き出したことでした。サイトでの婚活は2年前に始めたのですが、もちろんそんなこと自分のSNSに書くわけがありません。私のFacebookには職業柄人との関わりも多いので約1500人のFBフレンドと言われる人がいて、内容も超プライベートというよりは節度のある投稿(?)をしていたと思います。

しかし、今年の一月にサイトで出会った30代のアメリカ人男性が直接会った初日に「次会う時までに性病の検査をしておいてほしい」と言ってきたことで、超面白い!これ、FBに書きたいい!!!! しかしこれを書くためには私がマッチングサイトに登録していることを書かなければならない! となり、思い切ってまず、私はマッチングサイトに登録している! と言うことを書いてみたのです。で、そのことが巡り巡ってこの連載に繋がるのでありました。

自分の文章が初めてFRaUwebに掲載された時に、編集さんに「エゴサーチはしないでください。コメントも読まないでください」と言われました。ただ、一足遅く、その時にはすでに読んでしまっていました。私もそれなりに世の中の動きは見ているので「匿名の人の発言」の暴力性には側から見ていても残念な気持ちでいましたし、それが自分に向かうのも予想はしていました。

ただ、今回それらの発言の中にある種の真実を発見しました。

「子供がいるのに婚活? 子育てに集中しろよ」
「子持ちと結婚する奴の気が知れない」
「子持ちのババアなのに相手を選べると思っているのか」
「サイトに登録して婚活なんて恥ずかしくないの」
「マッチングサイトに登録している人なんてろくなのがいなそう」

などなどの書き込みによって、おおおっ、やはり「よく知りもしないのに」そんなことを言う人がいるんだ! と事実確認できたのが非常に良かったです。私自身も同じようなことを友人に言われたことはありました。ただ今となっては、その友人たちも「楽しそう」「いろんな経験ができていいね」「なんかイメージと違うわ」「結局は人と人なんだね」と前向きに見てくれています。

本当にいろんなことが起きますが、これで最終的にいい関係を一緒に築ける人が見つかれば万々歳です。何もしないで待っていても、棚からぼた餅は落っこちてこないのが現実。やはり私は私の経験を書く意味はあるのかもしれない、と思った今なのでありました。

「子持ち婚活」へのシビアな声が…Photo by iStock

私が知っているサイトで出会って結婚しているカップルには、子供がいるいないに関係なく、すごく豊かに楽しく明るく暮らしている方々がいて、私はそこに照準を当てて、私の未来を作っていきたいと思っています(なぜサイトで婚活!? なのかは過去の連載記事に詳しくお伝えしています)。

そんなわけで、一般的には「恥ずかしい」と言われるような体験を今後も書いていこうと思います!