日本の五輪の「開会式と閉会式」が「こっぱずかしくて退屈」なワケ

東京五輪も、長野五輪も…

長野オリンピックを覚えているか

長野オリンピックについて、みんな忘れてしまっているのだろうか。

1964年の東京オリンピックについては、今回のオリンピックとの連関でときどき触れられるが、その34年後に開かれた長野オリンピックについて語られるのをあまり聞かない。

長野オリンピックが開かれたのは、1998年の2月のことである。

長野オリンピックの開会式〔PHOTO〕Gettyimages
 

いまから23年前だ。微妙に遠い。

あまりみんな、覚えていないようだ。

冬季五輪史上かつてない「日本の金メダル5」という大会で、その期間中はかなり盛り上がっていたのだが、あまり振り返られることがない。

私は、何度も長野まで出向いて競技を観戦していたし、それを雑誌の記事に書いてもいたので、かなり鮮明に記憶している。

吹雪に近い会場で見た「団体ジャンプの金メダル」がもっとも印象深いが、また「開会式も閉会式もおそろしく間延びして、おそろしく退屈だった」というマイナスの印象も強い。

みんな覚えてないのだろうか。すごく退屈だった開会式と閉会式。たぶん覚えてないのだろう。

開会式はテレビで見て、閉会式は長野の会場でライブで見て、身体に刻むようにおぼえている。

オリンピックの開会式、閉会式は退屈である。

それはたぶん、エンタメ系のライブに慣れた目と脳で見てしまうからである。

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