コロナのワクチンを接種後、2週間たっても「体調が戻らない」過酷すぎる体験

2回目の副反応がこれほど辛いとは

まったく不安を感じていなかったが

新型コロナウイルスのワクチンを製造したファイザー社の説明では、4万4000人以上の参加者を対象に臨床試験をしたところ、副反応は注射部位の痛み、倦怠感、頭痛、筋肉痛(筋肉痛)、悪寒、関節痛(関節痛)、および発熱だったとしている。

それぞれの割合は10人に1人以上で、55歳以上はこれよりもさらに頻度が低かった。また、ほとんどが軽度または中程度で、接種から数日以内に解消したとしている。

photo by iStock
 

厚生労働省の発表でも、例えば倦怠感でいえば、1回目の接種では平均27%の人が、2回目接種後は73%ほどに増えるが、発熱も含めて副反応が顕著なのは接種から4、5日で、1週間も続くのはまれであるとしている。

アナフィラキシーショックも米国では0.001%未満だが、厚生労働省は100万回に46人程度(0.000046%)だと公表していて、大半の人はこの程度ならたいしたことはないだろうと安心したに違いない。これは私も同じだった。自分もきっとたいしたことはないだろうと考えていたのだが…。

私が第1回目の新型コロナワクチンを接種したのは6月22日、場所は近所の診療所だった。私は70歳を超えているから高齢者枠だから6月初旬に案内が来たのだが、2、3日放っておいたら予約が取れなくなって、やっとこの日に空きを見つけたのだ。

事前に基礎疾患を尋ねられたが、特に問題になるような疾病はない。

接種した当日は痛みも発熱もなく、いつもと変わらない。食事も普段通りで、夜になって涼しくなったらいつものように原稿を書くことができた。ところが、翌朝起きたら36.9度と微熱がある。少し鼻水が出て風邪をひいたような症状だが、それよりも倦怠感が強かった。

体がだるくて何かにつけて集中ができず、本を開いても活字が頭に入ってこない。仕方がないから、普段はあまり見ないAmazon Prime Videoをテレビにつないで、ソファに寝転がりながら、ただ漫然と映画を見て時を過ごした。

接種から3日目の翌朝、起きると前日の副反応が嘘のように消えて、普通の体調に戻っている。この急激な変化は気味悪い。長く医療取材を続けているが、こういう変化はまず聞かない。が、とりあえず平常に戻ってひと安心である。

関連記事

おすすめの記事