2021.08.15

5年後に「稼げる人」「稼げない人」の差…いま大注目される「プロセスエコノミー」のすごい正体

尾原 和啓 プロフィール

ストーリーは「伝染」していく

先程も言ったように、企業が機能で愛されるのではなく、「何にこだわりを持って冒険をし続けて行くのか」、「お客様に寄り添っていくのか」っていう価値観に移っていくと、やっぱりその内側にある“Why”の部分、「何でそこにこだわり続けれるんだろう、なんでそこまでユーザーに寄り添い続けるんだろう」みたいなところがお客さんを惹きつける。

もちろん裏側にあるブランドの理念みたいなものもあるんですが、やっぱりリアルなストーリーに惹きつけられるんですよね。

例えば、『社長がメチャクチャこだわってやってる!』ってストーリーと、『その会社に出入りしてる子会社の一社員までもがこだわってやってる』ってストーリーだと、どっちの方が共感できます?

 

ーーもう圧倒的に後者のほうですね。

尾原 そうですよね。やっぱり自分達に近い存在だから共感できるし、そういう話って人に伝えたくなるんですよね。「あそこってさ、あんな人までこんなことやってくれてすごくない?」っていうふうに。

ーーなるほど、ストーリーが伝染していくのですね。

尾原 自分の等身大に近いような人が、サービスのwhyを体現している姿を集めて広げていくと、会社のブランド力が上がっていくんだよという事なんです。

デービットさん自身はプロセスエコノミーという言い方はしてないんですが、完成品の裏側にあるそういったプロセス、心の響き合いみたいな部分を中心にしている話なので、プロセスエコノミーの骨格を作る大切な理論の一つです。

『プロセスエコノミー』ではこういった方法論をたくさん紹介してるのでぜひ実践に役立ててほしいと思います。(取材・文 上田たきび)

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