2021.08.15

5年後に「稼げる人」「稼げない人」の差…いま大注目される「プロセスエコノミー」のすごい正体

尾原 和啓 プロフィール

「クオリティ」よりも「関係性」

ーーディズニーチャンネルやNetflix、アマゾンプライムみたいなところですね。

尾原 やっぱりNetflixで見るドラマと日本のテレビドラマを見比べると、申し訳ないけどクオリティがって話になるじゃないですか。

つまり一極集中で巨大資本を投下した"グローバルハイクオリティ"なモノか、国内どころが、オンラインサロンのような内輪の中で作った"ローカルロークオリティ"なモノかの二極化になっていくわけですね。で、内輪の中で作ったものは、Netflixと比べようがないくらいクオリティは低くても、そこには意味合いと人間関係があるわけですよ。

 

ーー学園祭とかまさしくそうですね。明らかにロークオリティだけど、みんな盛り上がれる。

尾原 ローカルなものはロークオリティなんだけど、"ハイコンテクスト"(意味合いや人間関係という文脈を多く持っていること)であれば、クオリティが高くなくったってみんな楽しめる。こうなると、どっちつかずの中途半端なモノはもう生き残れなくなっていく。じゃあハイコンテクストなモノをどうやって作るのかというと、"プロセスを共有してること"って話になるわけですね。

ーーそこに行き着くわけですね。その共有、共感するという部分について、本の第二章では『プロセスに共感するメカニズム』として書かれてますよね。この中で面白いと思ったのが、『シグネチャーストーリー』のところなんですが。

尾原 ずいぶん渋いとこいきますね。

ーーここのお話って、多くの方に実感してもらいやすいんじゃないかと思いまして。

尾原 あー、なるほど。本の中ではいろんなマーケティング理論みたいなことを引用させていただいてますが、ブランド経営論の大家であるデービッド・アーカーさんが言っている理論の象徴的な話に、『シグネチャーストーリー』というのがありまして。

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