「当選100万円分が無効に…」高額チケットホルダーが吐露する無観客五輪への複雑な思い

現代ビジネス編集部

「ベストを尽くして欲しいと思っているのですが」

「五輪の中継などで、試合は拝見させていただいています。出場される選手の皆さんには、ベストを尽くして頑張って欲しいと思っているのですが、一方では、現地で観戦出来るはずだったという無念さは、そう簡単に消えることはない。

開会式の前に行われたブルーインパルスの飛行を見た時にも、『僕の五輪観戦は、終わってしまったんだな…』と、何とも言えない切なさが込み上げてきて…。その時は、まだ開会すらしていなかったんですけどね(苦笑)。まだ、気持ちの折り合いがつけられていないというのが、正直な気持ちです」

そう倉田さんは現在の心境を語った。

本来のスケジュールであれば、五輪を半年後に控えた2020年2月17日、大会組織委員会は東京オリンピック・パラリンピックのモットーを「United by Emotion」にすることを発表した。この言葉には、「スポーツを通じた感動によって、国籍や文化が違う人々の心を一つにしよう」というメッセージが込められているという。

 

過去に前例がない“パンデミック”下で開催される東京五輪を終えた後には、1兆円を超えると言われている大会費用と、900億円に及ぶとされているチケット収入の補填が焦点になるだろう。さまざまな対立を生み、分断の象徴となりつつある東京五輪が、当初描いた「レガシー」を取り戻すことはできるのだろうか。

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