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「当選100万円分が無効に…」高額チケットホルダーが吐露する無観客五輪への複雑な思い

開催に至った今もなお、さまざまなドタバタ劇が紙面を賑わせている東京五輪。陸上競技9セッションの計18枚が当選し、チケット総額は100万円ほどに及ぶという倉田健一(仮名)さんは、複雑な想いで、無観客試合を見つめている――。

【前編はこちら】総額100万円超え…東京五輪チケットの高額当選者が巻き込まれた「予想外のトラブル」

 

コロナ禍による1年延期「無念さはあったが仕方ない」

本来であれば東京で2度目の五輪が開催されるはずだった2020年の初頭、中国の武漢で発生した「新型コロナウイルス」の世界的な感染拡大の影響により、東京五輪は1年間の延期が決定した。

「無念さはありましたが、感染状況を見ると仕方ないのかなと思った」という倉田さんの元に2020年秋、観戦チケット払い戻しを案内するメールが届いた(※オリンピックが2020年11月10日〜11月30日、パラリンピックが12月1日〜12月21日まで払い戻しを受け付けていた)。

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「一部の友人には、多くのチケットを保有していることを伝えていました。五輪の延期や、チケットに関する話題がある度に、心配してきてくれる友人もいて…。当時は、五輪が中止になった場合は、チケット代金が戻ってこない可能性があると言われていました。なので、払い戻すことも考えたんですけど…。『コロナ禍』が収束し、心おきなく五輪を楽しめる日が来る期待感を拭い去ることができず、払い戻しを申請することは出来ませんでした」

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