子猫が定年後の父親の生活に、新たな楽しさを運んだ

保護した当初、子猫は衰弱していて、病院で診てもらうと「もう少し保護するのが遅かったら助からなかったかもしれない」と言われたが、山本家の愛情で次第に復活。

そして小さな黒猫は、『るる』ちゃんと命名された。

ちょっと大きくなったるるちゃん。写真提供/山本さん

「いろんな名前の候補はあったのですが、るるが来て両親の会話が増え、元気を与えるお薬的なニュアンスで命名しました」と山本さん。

それぐらい両親の生活を大きく変えたという。というのも、るるちゃんが来てまもなく山本さんのお父さんは定年を迎えた。仕事熱心で厳格な父親が定年になったら、元気がなくなってしまうのでは、と少し心配していた山本さんだったが、その心配はるるちゃんの登場で一変。

お仕事最後の日のお父さんとるるちゃん。写真提供/山本さん

「最初、母が撮った父と猫の写真がLINEで送られてきて、その姿に驚いてしまって。あまりに子猫が父に懐いていて、父もそれがうれしそうで。なんかいいなと思ってそれを私のTwitterでアップするようになりました」

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確かに、Twitterには見ているだけで、幸せな気持ちになる子猫とお父さんの写真や動画がいっぱい紹介されている。猫もお父さんも着飾ることもなく、特別凝った撮影技法などを使わずとも、日々の生活の中、普通の生活の中に子猫がいる幸せがなんとも微笑ましく感じられるのだ。

お父さんの背中や肩に駆け上がるるるちゃん。お父さんがPCを触っているとキーボードに乗って邪魔をするるるちゃん。るるちゃんと遊び疲れて爆睡するお父さん……。るるちゃんもお父さんが大好きなのがよくわかる。

お父さんの背中が大好きなるるちゃん。写真提供/山本さん
新聞を読むときは背中か足の間にいるるるちゃん。写真提供/山本さん
お父さんと同じポーズで背中で寝ちゃうるるちゃん。写真提供/山本さん
PCの前でも同じポーズのるるちゃんとお父さん。写真提供/山本さん
結局、PCを閉じて遊んでしまうことに。写真提供/山本さん

「でも、実は今まで一緒に暮らしてきた犬や猫はみんな父にイマイチ懐かなかったんです(笑)。だから、今回るるが父と仲良くなってくれて、それが不思議でうれしくて。気づいたらツイートを重ねていたんです」と山本さんは言う。

確かに、動画を見ていると、ちょっと不器用そうにるるちゃんと遊ぶお父さんがなんとも味わい深い。年上の方に失礼かもしれないが、るるちゃん以上にかわいらしい。

【るるちゃんと不器用に遊ぶお父さんの動画はこちら】