幼い頃、大柄の体型を指摘されコンプレックスを持ち、過激なダイエットを繰り返し10代後半から20代にかけて摂食障害に。ダイエットの果ての地獄を味わったプラスサイズモデルの吉野なおさん(モデル名:Nao)。なおさんが発信する「ボディポジティブ」なメッセージが今、SNSで人気を集めている。

今月は、自分の10代の頃のコンプレックスの記憶を手繰りながら、ある中学校で、体型や容姿コンプレックスについてオンライン講演し、リアルに感じた今の10代への思いを寄稿してもらった。

プラスサイズモデルでもある吉野なおさん。写真/吉野なお

写真共有サイトがダイエット広告を禁止した

写真共有サイトとして御馴染みの「Pinterest」が7月1日、あるニュースを発表した。全米摂食障害協会と協力し、減量に関する広告規制を始め、他のSNSに対して規制を呼びかけていくという。これは「ピンタレスト・ジャパン」も同様で7月1日以降、すべての広告で減量を謳う文分と画像の掲載が禁止となった。摂食障害を経験したことがある私は、このニュースを見て少し希望を感じた。

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日本でも、過剰に外見を揶揄したり人格を卑下するようなYoutubeのコンプレックス広告規制を求めて昨年署名運動が起きたが、残念ながらなかなか現状は変わっていないように感じたからだ。

広告とダイエットの関係は想像以上に密接だ。「体型を気にしたことがある」「ダイエットをしたことがある」という人の中で、ダイエット関連商品を買ったこと・サービスを利用したことがあるという人は、どのぐらいいるのだろう。

私は、小学生の頃から周りの友達とよくダイエットの話題で盛り上がった。テレビで健康番組が流行っていた時代。ダイエットしたいと思うことは当たり前で、ときには怪しいと言われるものに足をつっこんだ経験もある。