「タワマンカースト」の深すぎる闇…39歳女性が「上昇志向」をこじらせた理由

タワマン内で生活を完結させた悲劇
小島 拓 プロフィール

同じ理由で、バーも住民ウケが悪いという。

「よく考えればわかることなのですが、仕事から疲れた状態で家に帰って、夕食を食べてくつろいだ気分になって、わざわざバーに出かけますかね? 家でテレビを見ながら酒を飲んでいたほうが、気楽ですよ。タワマン内に仲良しの飲み友達がいればいいですけど、スパと同じ理由で、中途半端に顔見知りの人と会ったところで、そんなに盛りあがらないし、気を遣ってくたびれるだけですよ」(前出のディベロッパー)

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「タワマンカースト」に巻き込まれない方法

安田さんの悩みに話を戻せば、実はこのような事態は、なんら珍しいことではない。上述のような「カースト」は多くのタワマンで存在し、とくに小さな子どもを持つママであれば、「ママ友」というコミュニティが自然発生しやすい以上、タワマン内のカーストに巻き込まれやすいという背景がある。

憧れのタワマンに住んで、そんなストレスやトラブルに襲われないためには、どうすればよいのか。筆者がこのような相談を受けるたびに答えるのは、「タワマンから出て生活しろ」の一択だ。

もちろん、せっかく購入したタワマンを売って引っ越せというのは、どだい無理な話である。しかしここでまず伝えたいのは、「タワマンの中ですべての生活を完結させようとするな」ということだ。

タワマンというのは、前述のとおり非常に閉鎖的な空間で、規模が大きいだけに住民はその空間内ですべての生活を完結させようとする。

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