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タワマン「低層階」住み39歳女性を激変させた、上層階住人への強いコンプレックス

ハイクラスなママ友と付き合った結果

かつては「成功者」「幸せ」「憧れ」の象徴であり、羨望の的であったタワーマンションは、すでに「遺物」となりつつある。その顕著な一例が、2019年の台風19号による武蔵小杉のタワマン被災だ。「災害に強い!」と謳われていたタワマンが深刻な被害を被ったのだから、皮肉なものである。

武蔵小杉のタワーマンション[Photo by gettyimages]
 

さらに、タワマンブランドの価値を問いなおす「ダメ押し」となったのが、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックである。「外出自粛」「リモートワーク推奨」がやにわに叫ばれるなかで、在宅で過ごす時間が増えたことにより、タワマン居住者が不満の声をあげるケースが急増。

「タワマンは在宅には向かない」という声がそこかしこで聞かれるようになったが、このあたりの事情については、拙著『「タワマン」ブランドの崩壊』(2020年、小学館)をお読みいただければご理解いただけることと思う。

今回の記事では、タワマン内で実際に起こったトラブル例として、「タワマンカースト」の問題を取り上げたい。

憧れの「タワマン」を手に入れたが…

「購入したときには、まさかこうなるとは、思ってもみなかったんです」――

そう語るのは、都内のタワマンに住む安田洋平さん(仮名・39歳、会社員)だ。安田さんはだれもが知る超大手広告代理店の営業職で、年収は30歳時点で900万円超。同じ会社で受付嬢として勤めていた妻の祐子さんと付き合いはじめ、結婚を機に彼女は退職し、専業主婦になったという。

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