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# 教育 # アパレル

ランドセル価格の「二極化」が進む…「目安は7万円」という驚きの高級路線

一方、2万円台で買えるECサイトも

子どものランドセルを購入するランドセル活動、通称「ラン活」が激化している。ここ数年、「工房系」と呼ばれる品質を重視した一流メーカーによるランドセルが人気なこともあって、入学の1年以上前から事実上の「争奪戦」が始まっている実態を、『【前編】高級ランドセルをめぐる争奪戦「ラン活」のリアル…開始は入学の1年以上前!』で紹介した。しかし同時に、ランドセルの「二極化」も進んでいた。

目安は7万円? 高額化するランドセル

ここで気になってくるのが、最近のランドセルの価格だ。ランドセルの購入金額帯についての調査(「ランドセル購入に関する調査」、http://www.randoseru.gr.jp/graph/)では、65,000円以上という高額な価格帯が27.8パーセントと、全体の約3割を占めている。少子化と言われて久しいなか、ラン活市場は高級志向が進んでいると言える。

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前編で登場した黒川鞄の場合、馬革よりも手頃な牛革を使ったモデルでも、7万円前後と少し高い印象を受ける。最高級皮革であるコードバンを使ったランドセルは、12万円を超える商品があるにもかかわらず人気だそうだ。

土屋鞄製造所でも、2022年入学モデルは64,000円~140,000円(税込・送料込)という価格帯になっており、7万~8万円台のランドセルがよく売れるという。高島屋でも、販売されたランドセルの平均価格は約67,000円だという。最近のランドセル市場では、7万円が一つの目安の価格といえる。

今年、小学校に入学した女児のママである沢木育代さん(仮名)は、こう話す。

「今は百貨店に行くと、メゾピアノや、キャサリンコテージなどのブランドとのコラボなど、デザインに凝ったランドセルも多いんです。そういうのは10万円近くすることも…。小学校ではセイバンのモデルロイヤルシリーズの子が多いですね。色違いで同じデザインの子が、同じ学年に3、4人いるくらい人気です。

うちもモデルロイヤルにしたのですが、お気に入りの色が店舗になくて、取り寄せました。購入したのはゴールデンウィークでしたが、届いたのは10月くらいでしたね」

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