2021.08.08
# モラハラ # DV

高学歴のエリートには要注意…?自覚なき「モラハラ」加害者への対処法

こんにちは、コラムニストのおおしまりえです。

モラハラとは、「モラル・ハラスメント」の略で、倫理や常識といった「モラル」を越えた嫌がらせをする行為です。

具体的には、言葉や態度によって相手の人格を否定したり侮辱したりして、自尊感情を傷つけるような行為全般をさします。

線引きが難しいモラハラという行為について、4月に『誰も教えてくれなかった「離婚」しないための「結婚」の基本』(KADOKAWA)を上梓し、現在も多くのDVやモラハラ事案に向きあう、フェリーチェ法律事務所の後藤千絵先生に、2回にわたりお話を伺いました。

【前編】「DV」「モラハラ」を結婚する前に見抜くのはなぜ難しい?「離婚弁護士」が教えるその理由記事〉では、難しいモラハラの認定ラインや、被害にあっても気づきにくい背景について述べました。今回は加害者側の心理に対して、なぜ自分がしているという行為に気づけないのか。また、モラハラを改善させるために出来ることはあるのかについて、ご紹介していきます。

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モラハラする側は「優秀だからこそ気づけない」罠

後藤先生によると、モラハラをする人の傾向として、頭の回転が早く、高学歴や社会的地位の高い職種についている方も多いといいます。頭が良いのに、自分が非人道的な行為をしていることには気づけ無い。

それって本質的には頭が良いと言えるのか疑問も感じますが、こうした「気づけない」という問題は、生育環境にも関係があるケースが多いといいます。

「そもそも、モラハラする側の両親が支配従属の関係性で成り立っていると、子どもはそれを正解と思って育つので、自然とモラハラを肯定したふるまいになりやすいです。

また、モラハラをする側には高学歴な方が多いと言いましたが、こうした両親から、遊びたい時に無理やり塾に行かせられ、ひたすら我慢しながら勉強を強要されるといった子ども時代を過ごした方も多いんです。

結果として高学歴になったとしても、相手の気持ちを考えるといった思いやりを学ぶ機会を逃し、モラハラ体質につながっていることもあると思います」

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