Photo by iStock

今日は「梅干しの日」…その由来をご存じですか?

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

今日、7月30日は「梅干しの日」です。

 

これは、梅干しは健康に良く「食べると難が去る」と言われていたことから、「難(7)が去る(30)」という語呂合わせで制定されたものです。

ちなみに、6月6日は「梅の日」であり、こちらは1545年に京都の賀茂神社の葵祭で梅が奉納されて降雨が祈られたことに由来しています。

梅干しとは塩漬けしたウメの実を天日干ししたもので、「日の丸弁当」で日の丸の役割を果たすのにも一役買う特徴的な赤色はシソによって付けられていることが多いです。

photo by iStock

現在ではご飯のお供として食卓に並ぶ梅干しですが、もともと日本では薬用として用いられていました。

普段食用として作られるようになったのは鎌倉時代のことです。また、梅干しが赤く染められるようになったのは江戸時代のことで、比較的最近のことなんだそうです。

現在では梅干しの利用は普段の食事だけではなくお菓子やジュースなどの嗜好品にまで及んでいます。

さて、語呂合わせにもなっている通り、梅干しには体に良いとされる多くの栄養素が含まれています。

梅干しの特徴である酸味はその実に豊富に含まれたクエン酸によるものです。梅干しの効用としてよく言われているものに疲労回復や食欲の増進などがありますが、これらにも少なからずクエン酸が寄与しています。

また、クエン酸以外にも鉄分やカリウム、ビタミンE・B1、B2などが多く含まれています。

多くの人に健康に良いと考えられている梅干しですが、食す際には注意しなければならない点もあります。漬物の宿命ではありますが梅干しには多くの塩分が含まれています。

日本標準成分表によると梅干し100gあたりのナトリウム含有量は8700mgで、その値は福神漬けの4倍以上もあります。

食べ過ぎには十分注意の上で、普段食べない人もこの機会に梅干しに挑戦してみてはいかがでしょうか。その酸っぱさに病みつきになるかもしれません。

photo by iStock

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/