うちの近所で空爆が?

アフガニスタンへの空爆の映像を、テレビのニュースで連日見るようになった。そしてある夢を見た。

わたしは夫とともに、昼食をとろうとしていた。ゆであがったパスタを皿に盛り、テーブルへと運んでいた。テレビでは、空爆のニュースが流れていた。
「やあね、今日もまた空爆が続いているのね」
と、画面を見ると、そこには見慣れた近所の景色が。え? 空爆って、もしかしてこの近く? まさか……。すると爆音が耳に飛びこむ。やはり、わたしの家のそばが爆撃されているのだ。

平和な昼食の風景のすぐ横で、空爆があったら…それが別の場所で現実となっていた Photo by iStock

はっと子供たちのことを考える。いない。そうだ、外で遊んでいる。夫とわたしは、外へ飛び出す。数人の子供が外で遊んでいる。しかし、わたしたちの息子たちは見当たらない。必死で名前を呼ぶ。その間も、爆音は続いている。どうしよう! どうしたらいいの?

その時「おかーさーん!」という太一の声が聞こえた。いた! 遠くで手をふり笑っている。その後ろから力斗もニコニコしながら走ってきた。夢中で走った。わたしのわきを夫が追い越していく。夫はいち早く太一を抱きかかえ、その後わたしも力斗のものとへ行き彼を抱きしめた。ああ、よかった。その時夫が言った。「死ぬ時は皆一緒だ」

わたしは、そこで目が覚めた。すべて夢だった。はあはあと息が切れていた。汗もかいていた。心底怖かった。

自分ではわからない。脳のどこかに損傷を受けている。そんなことを暗闇の中で思った。あの9月の衝撃の大きさをまたあらためて思い知らされた。